『ドラゴンボール超 ブロリー』 オラ、孫悟空。それからカカロット

アニメ映画は反則だけど、『ドラゴンボール超 ブロリー』は別モノとしてます。１２月１４日に劇場公開されてから『ドラゴンボール超 ブロリー』の検索するとネタバレが多くあります。
いいと思うのです！
なぜなら、ブログやツイッターでネタバレ禁止とか出てませんから！このサイトが引越しする前にBiSの解散ドキュメンタリーについて書かせてもらったことがありましたが、監督からネタバレ禁止と前書きがあったので、そんなことをする人はいないと思います。でも、ブロリーはあらすじを書き込んでPV数を増やすのもいいと思いますし、気に入ったシーンを紹介するのもいいと思うのです。

私のお気に入りはラストシーンです。

孫悟空が初めてカカロットと名乗ったんです！

ドラゴンボールZのサイヤ人編では実兄に「カカ何とかっておかしな名前じゃない」と否定していました。でも、ベジータと死闘を繰り広げる前に落ちこぼれとバカにされて孫悟空は、ポジティブに「そのお陰、地球に来ることが出来た。」と自分はサイヤ人であることを受け入れていたのでしょう。また、このシーンでは「落ちこぼれでも必死で努力すればエリートを超えることもあるかもよ」と孫悟空が言っていました。孫悟空の場合は格闘センスが抜群で、サイヤ人のエリートであるベジータを追い込む死闘を繰り広げました。でも、私には才能とかセンスがないのです！！！

終身雇用、年功序列があって安定した社会ではないので、本当の資本主義社会を生き抜いていかないといけません。本当にサバイバルみたいな社会です。

因みに、悟空が強さを求めるのは予告動画を見てどうぞ。ベジータが強さを求めるのはフリーザが復活したから！

育った星があるサイヤ人は孫悟空だけだった

ナメック星で超サイヤ人に覚醒してから「地球育ちのサイヤ人」として「自分は地球人でない」ことを完全に認めてますが、育ったのが地球だから帰る場所がある。でも、ベジータには育った場所がないのです。
ジャンプの場合はライバルと死闘を繰り広げ、気付けば仲間になって新しい敵と戦い仲間になるという流れでした。フリーザとセルは別ですが、力の大会編ではフリーザも仕方なしに仲間にして因縁の組み合わせが、最後の最後で勝利！

本当にジャンプらしい！

ジャンプのバトル漫画で一人で戦ってるのってケンシロウぐらいしか思い付きません。

漫画なのでスケールが大きな話ですが、育った場所や帰る家があるって有難いことですね。私は育った場所、帰る家があるだけ恵まれてるかもしれません。でも、将来は不安しかありません。実家暮らしで持ち家なので、このまま家にいると固定資産税、土地税を払わないといけなくなります。そんなの払ったら生活が苦しくなるので、税金を払うか家賃を払って暮らすかメリットがあるのはどちらか計算することも考えなくてはいけません。多分、家を売って賃貸で細々と暮らすほうがいいかもしれませんが、育った家がなくなるのも嫌なもんです。

自分の全てを受け入れることが強さなのか？

ラストシーンで孫悟空は自分の名前をカカロットであることも名乗っていました。サイヤ人であることは、認めていましたが、カカロットであることを認めている様子が過去に感じられませんでした。セルゲームの前にも地球人として戦いたいと言ってたし、サイヤ人の戦闘服を着てたのは、長男・孫悟飯との修行の時だけでした。
超サイヤ人ゴッドに覚醒したから「カカロット」というサイヤ人のプライドを大事にしてるのでしょう。

ドラゴンボールを探していたのはブルマとフリーザだった

この作品もドラゴンボールから神龍が現れます。神対神では超サイヤ人ゴッドになる方法を教えてもらう、復活のFではフリーザ軍の手下がフリーザを復活させました。『ドラゴンボール超 ブロリー』 のフリーザとブルマの願いは数字の５です。何で数字の５なのかは映画を観るといいでしょう。フリーザの願いは不老不死ではないのが面白かった面白かったです。

終わりに

孫悟空が言葉も喋れない時に地球に飛ばされてましたが、『ドラゴンボール超 ブロリー』 ではバーダックが地球に送りこんだのです。親心というやつなんでしょう。フュージョンをしてゴジータになってブロリーと戦いますが、ベジータは死んでも嫌だとか言いながらフュージョンしてたんです。またベジータがコミカルなキャラクターになるシーンもあれば、孫悟空もフリーザに対してコミカルな発言をしてたり、お笑いシーンも入れているのがいい感じの作品です！

Writing by:店員A