「僕の妻と結婚して下さい」悲しくなると解ったことを前提にした作品は苦手です

僕の妻と結婚してくださいは4年振りの織田祐二主演作品です。
樋口卓治の小説を元にした作品で、監督は三宅喜重。
三宅喜重監督の作品は阪急電車しか知りません。

僕の妻と結婚してください・・・このタイトルを聞いて
連想してしまうのは、
私の性格上やっぱりあっちの方です!!(笑)
過去のブログにある作品よりも
濃い内容しか出て来ない・・・(笑)
そんなことばかり考える私は下衆野郎です。
でも、川谷みたいに誰かを
傷つけたり迷惑を掛けたり
してませんし、
完全に悪いのは
アベノミクスの手下をやっていた宮崎なのに
奥さんが税金を使った謝罪会見みたいな
ことはしていません。
そう考えたら、彼らは本当に「下衆の極み」です。
[su_youtube url="https://youtu.be/ciO2O9LHNtg"]
以前、映画館で闇金ウシジマくんを観に行った時に
僕の妻と結婚して下さいの予告が流れていたけど、
絶対に感動作で悲しい話だということを解った上で
観る作品なので、「絶対に観ないぞ!」と
決めていましたが、
訳あって観なければならないことに・・・
感想はやっぱり感動する話だったと思いながら
心がブルーでした。
本当にこの手の作品は苦手だなと
改めて思わされましたので、
もう何がなんでも絶対に
悲しくて感動することが解っている作品は
絶対に観ないぞという気持ちが強くなりました。
織田祐二は小学生の頃からテレビで観ることが
多々ありました。
腕は一流だけど性格の悪い外科医役の主演作
振り返れば奴がいる
貧乏人が一流企業で大出世していく
お金がない
踊る大捜査線は
映画化にもなって観に行きました。
一回、観たら満足という感想でした。
ドラマ、映画で活躍している俳優が
僕の妻と結婚してくださいでは
放送作家としてバリバリ働いています。
しかし、身体がおかしいと思ったのか
病院で検査を受けると
余命わずか6カ月の末期のすい臓がんという
信じがたい結果だったのです。

自分が死んでも妻(吉田羊)が前向きになってほしいなど
信じられないことを思い付いて
自分が死んだ後に妻と結婚してくれる相手を探します。
正直、本当に考え方を捻ったら
あっちの方と同じだぞ!と
三宅監督に言いたくなります。
感動して涙を流している人には
特に言いたい気持ちがありましたけど
知らない人にそんなことは言えません。
自分が末期がんで余命宣告もされて
奥さんも子供もいるポジションだったら
同じ行動を取るのか
色々考えさせられた部分はありましたが、
家族がいて放送作家だから
あのような行動をと思います。
逆に今の状態の自分が
末期がんで余命宣告をされたことを
想像すると
恐ろしくなったので、
途中で考えるのをストップしました。
そう思う私は臆病者です。

でも、誰でも死ぬのは恐いと思います。
たまにSNS上で
「俺は非リアだから40までに死にたい」
とか書いてる人がいますが
健康だから余計なことを
考え過ぎてしまうのだろうと思います。
最近、大手の電通で働いていた若い女性社員が
過労自殺しましたが、
一流企業でもそんなことが起きる時代です。
でも、自殺は良くないです。
僕の妻と結婚してくださいを持ち上げる
つもりはありませんけど
病気や事故で死んでしまうのは仕方ないですが
自殺して親よりも先に死ぬ方が一番の親不幸です。
電通のニュースもあって
僕の妻と結婚してくださいを観たせいか
自分らしく生きるのが大事だと思わされました。

writing by:店員A

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