銭の神様は無神論者

青木雄二原作のナニワ金融道が、
中居正広主演でドラマ化されヒット!
フジテレビで銭の戦争が放送されていた時期に
草薙剛がゲスト出演したこともありました。
帝国金融社長役の 緒形拳が死んでしまい
偉大な人物のような設定で写真だけがテレビで映っていたような(笑)

「社長、タバコばっか吸ってたら死にまっせ!」
原作のセリフでそんなことがありましたが、
本当にタバコの吸い過ぎで死んだかもしれません。
そう言えば、作者の青木雄二もタバコ(ハイライト)の吸い過ぎで、
肺癌で亡くなったことを思い出しました。

青木雄二は自民党が大嫌いで、
ドーベルマンを飼って龍太郎という名にしていましたが、
元総理大臣と同じ名前(笑)
元総理大臣は自分の犬ということでしょう。
ドーベルマンのくせに人懐こい性格になって
ドーベルマンとしての仕事をしない飼い犬になったそうです。
いったいどこが自由で民主主義的な党やねん」と自民党を嫌い
共産党推しだったそうです。
資本主義社会競争社会でしかない以上、平等も自由も存在できるわけがない」
と語っており、
資本主義社会の悪い点を一つ一つ是正していけば、
最終的には日本は共産主義社会に移行せざるをえなくなる」と、
共産主義を支持していました。
政治家不信のため国民年金未納のままなどの武勇伝が多々。
愛読書のカール・マルクスの「資本論」、
ドストエフスキーの「罪と罰」を読んだ影響から、
青木雄二は、無神論者となり
日々の生活で「神はおらん」と言っていました。
銭の神様と呼ばれる人が、
そういうと説得力があります。

無神論の考えは、死後に執り行われました。
自身の葬儀の内容は全て無宗派で行われ、
当然のことながら、戒名も付けられていません。
死んだら楽園に行けるとか言うとる奴おるけど、
一回死んで楽園に行ったことがあるんか?」と
ハイライト吸いながら嘲笑っていたこともあったそうです。

銭の神様と言われた青木雄二の
ナニワ金融道は劇場公開され、
映画版の主人公・灰原役は
杉浦太陽です。
大阪府出身だから丁度いいかもしれません。

杉浦太陽の最終学歴は、
大阪産業大学附属高校 工業科建築(K)コース卒業。
大産大附高校在籍中も俳優活動をしていました。

元プロ野球選手の
山崎浩司(楽天)と3年間同じクラスで、
仲が良く今でも付き合いがあり、
山崎浩司は母校から栄誉賞を受賞したのですが、
杉浦太陽は芸能活動で多彩に活躍しても
母校から未だに栄誉賞を受賞したことがありません。
芸能とスポーツではこれほど差があるんだなと同時に
世の中の仕組みだと思わされました。
どうしても杉浦太陽のことが好きなのであれば、
大阪産大高に電話して、
当時の工業科の教師に電話をするなり好きにして下さい!
注意:大産大附高校は工業科、商業科は廃止されました。

ナニワ金融道 灰原勝負!起死回生のおとしまえ!!
この映画についてのネタバレや感想は後日お届けします。

writing By 店員A

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