凶悪犯をモデルした映画とは・・・

最近、凶悪犯をモデルにした映画を耳にすることが多い。
葛城事件、ぼっちゃんなど。
多分、10月7日に放送された
30年目の真実を目にしたから余計にかもしれない。
葛城事件は、教育大学付属小学校事件と秋葉原通り魔事件が
モデルだと聞いたが、
本当にそうなのだろうか?
赤堀雅秋監督の訴えがあるのかもしれない。

末っ子の次男が地下鉄で通り魔殺人を起こし、
死刑判決を受け、
最後の最後は死刑となる結末。
教育大学付属小学校事件の元死刑囚は、
獄中結婚まで果たし、
最後の言葉が、
「タバコとジュースくれ」
「妻にありがとうと言ってたと伝えて下さい」
最後の最後まで被害者遺族には謝罪の言葉もなく
処刑された。
そして、大阪拘置所から愛知県在住の妻に連絡が。
葛城事件も同じような感じであったと同時に
機能不全家族というワードが浮かんだ。
この作品の父親は、
自分の思い通りにいかないと暴力で支配、
母親は精神的に病んでおり、
長男はリストラされてしまい自殺。
また、父親はいつも長男と次男を比較。
長男が出来が良く次男はダメの一点張り。
そんな次男の逃げ道は母親であった。
実際の教育大学付属小学校の元死刑囚は、
どうだったのか知らないが、
自分の逃げ道が家族の中にいるだけマシである。
だが、そんな母が精神的にダウンしてしまい
次男がダメになっているのは、
母親のせいだと父親は決めつけ暴力。


この時、私はマイホームを持つということが、
そんなに偉いのか?と改めて思ってしまった。
今は知らないが、父親役の
三浦友和の世代ならそうかもしれない。
マイホームを建てた俺が偉い。
家族とは言え、誰の家だと思ってんだ?と
キレ時の第一声はこのようなパターンだろう。
そして、次に出る言葉は
「俺の家から出て行け」だ。
死刑制度反対で獄中結婚をした女性役は
田中麗奈で、この家族の元にいた死刑囚は、
愛情を知らないから自分が愛情を教える
つもりだったかのように見えた。
実際の教育大学付属小学校事件の元死刑囚は、
文通を通して心を開き獄中結婚となったが、
葛城事件ではそこまで詳しくなかった。

死刑制度廃止ということになれば、
刑務所の数を増やすことになる。
そんなことになれば余計に税金が掛かるだけだ。
冤罪で死刑囚として拘置所で過ごしている人もいるかもしれないが、
ちゃんとした証拠があって今でも処刑されない
死刑囚がいることに対して法務大臣は何をやってるんだと思う。
週刊誌で、○○の死刑がXデー的なことを書いていることがあるが、
本当に確認した上でちゃんとした情報を提供してほしい。
個人的に死刑廃止は反対である。
そうすることによって、
死なないからいいと開き直って殺人を犯す人間が増えるかもしれない。
単純な理由だが、私は間違っているとは思っていない!

Writing by:店員A

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