こんにちは。
店員Bです(*^_^*)
今回は隠れた名作アニメ『イヴの時間』について書かせていただきます。
『イヴの時間』はもともとニコニコ動画で配信されていたものがまとめられ、映画化したものです。
これは、アニメ映画なのですが、専門用語が多く、話も複雑なことから大人の方向けのアニメ映画かなぁと思います。
キャストは
向坂リクオ 福山潤
真崎マサカズ 野島健児 / 三瓶由布子(少年時代)
サミィ 田中理恵
ナギ 佐藤利奈
アキコ ゆかな
コージ 中尾みち雄
リナ 伊藤美紀
シメイ 清川元夢
チエ 沢城みゆき
セトロ 杉田智和
向坂ナオコ 水谷優子
真崎篤郎 野島昭生
テックス 斎賀みつき
芦森博士 山口由里子
潮月 小谷公一郎
カヨ 榎本温子
カトラン 石塚運昇
と豪華キャスト。
舞台は未来。たぶん日本。
ロボットが実用化されて久しく、アンドロイドが実用化されて間もない時代。
見た目は人間とおなじアンドロイド。
しかし、アンドロイドは人間と区別をつけるため、頭上にリングをつけていました。
アンドロイドはあくまでもロボット。ですので、ロボットとして接していくことが社会での暗黙のルール。しかし、近年「アンドロイド精神依存症」通称「ドリ系」と呼ばれる人々が増え続けていた。「ドリ系」はアンドロイドに対し、人間のように接する人たちのことです。
「倫理委員会」はそれを危険視しており、広報活動に力を入れていました。
さらに、旧式のロボットが不法投棄され、主がいないロボットが野良ロボットとして徘徊していることも社会問題となっていました。
主人公のリクオと友人のマサカズはリクオの持つアンドロイドサミィがリクオやリクオの家族に黙ってどこかへ行っていることに気付きます。
その場所は、「イヴの時間」という喫茶店でした。
「イヴの時間」のルールは「人間とロボットの区別をしません」といったものでした。
そのため、「イヴの時間」ではアンドロイドは頭上のリングを付けず、誰が人間で誰がロボットかわからない状態にありました。
そんな「イヴの時間」で巻き起こるあたたかく、切ない、感動のストーリーがとても魅力的な作品です。
映像も綺麗で、音楽も素敵です。
この「イヴの時間」の常連さんたち一人一人にスポットを当てたストーリーの中でも、
私はマサキとテックスの話が好きでした。
幼い頃、仲良しだったマサキとロボットのテックスですが、「倫理委員会」の人間であるマサキの父真崎篤郎はそれを良く思わず、篤郎はテックスにマサキと話すことを禁じました。その日を境にテックスはマサキが泣いて懇願しても話す事はなかったのです。
マサキは、そこからロボットを嫌うようになってしまい、リクオが「イヴの時間」に馴染んでいく姿に嫌悪感を抱きます。
そうしてマサキはリクオや「イヴの時間」から離れていくのですが、ある日テックスは自ら「イヴの時間」へやってきます。
それは「イヴの時間」に関わっているマサキを「倫理委員会」から救うためでした。
「イヴの時間」へテックスを迎えに現れたマサキはそこで、テックスとマサキの関係やテックスとマサキに起こったこと、テックスへの気持ちを打ち明けます。マサキは「結局こいつら(ロボット)は人の心なんてわかりゃしないんだ!」と叫び、怒りと悲しみを露わにするマサキ。その直後「イヴの時間」に「倫理委員会」からスパイとして送りこまれたアンドロイドが現れます。マサキの危険を察知したテックスは慌て、迷いながらも話し始めるのです。久しぶりにテックスの声を聞けたマサキはテックスに話しかけます。
「教えてくれ、お前は何を想ってた?何年もずっとずっと、ずっと俺を見て来て俺の傍にいて・・・テックス!助けてくれ俺に声をかけてくれよ」と懇願するマサキ。テックスは戸惑いながらも自分の想いを伝えようとします。
しかし、「倫理委員会」からスパイとして送りこまれたアンドロイドは居なくなってしまった瞬間、話さなくなってしまいます。
しかし、マサキとテックスはその短い間で気持ちが近づきます。
この話で、私は何度も泣いて考えさせられました。
いや、この話というか、「この映画に」ですね。
人間とロボットだったり、人間と人間だったり、ロボットとロボットだったり、そういうこと関係無く人を思いやる気持ちとか、人の気持ちとかそういうのをすごく考えさせられる映画です。
また、この映画の魅力は現代の日本にさりげなく近未来要素が入っているところです。
近未来を身近に感じられるような表現が、より感情移入しやすかったり、想像しやすかったりしてわかりやすかったです。
以前もいっていたんですが、私は何か感情を得られる映画って本当大好きなんですよね。
「この映画面白かった」以外の感情ってとても大切だし、日常で得られない感情とか気持ちとか考えを得られることって人間として成長できる気がします。
関係無いまとめ方になってしまいましたが、
「イヴの時間」はきっと人間として成長できるよい映画だと思います。
是非観てみて下さい。
Writing by:店員B
店員Bです(*^_^*)
今回は隠れた名作アニメ『イヴの時間』について書かせていただきます。
『イヴの時間』はもともとニコニコ動画で配信されていたものがまとめられ、映画化したものです。
これは、アニメ映画なのですが、専門用語が多く、話も複雑なことから大人の方向けのアニメ映画かなぁと思います。
キャストは
向坂リクオ 福山潤
真崎マサカズ 野島健児 / 三瓶由布子(少年時代)
サミィ 田中理恵
ナギ 佐藤利奈
アキコ ゆかな
コージ 中尾みち雄
リナ 伊藤美紀
シメイ 清川元夢
チエ 沢城みゆき
セトロ 杉田智和
向坂ナオコ 水谷優子
真崎篤郎 野島昭生
テックス 斎賀みつき
芦森博士 山口由里子
潮月 小谷公一郎
カヨ 榎本温子
カトラン 石塚運昇
と豪華キャスト。
舞台は未来。たぶん日本。
ロボットが実用化されて久しく、アンドロイドが実用化されて間もない時代。
見た目は人間とおなじアンドロイド。
しかし、アンドロイドは人間と区別をつけるため、頭上にリングをつけていました。
アンドロイドはあくまでもロボット。ですので、ロボットとして接していくことが社会での暗黙のルール。しかし、近年「アンドロイド精神依存症」通称「ドリ系」と呼ばれる人々が増え続けていた。「ドリ系」はアンドロイドに対し、人間のように接する人たちのことです。
「倫理委員会」はそれを危険視しており、広報活動に力を入れていました。
さらに、旧式のロボットが不法投棄され、主がいないロボットが野良ロボットとして徘徊していることも社会問題となっていました。
主人公のリクオと友人のマサカズはリクオの持つアンドロイドサミィがリクオやリクオの家族に黙ってどこかへ行っていることに気付きます。
その場所は、「イヴの時間」という喫茶店でした。
「イヴの時間」のルールは「人間とロボットの区別をしません」といったものでした。
そのため、「イヴの時間」ではアンドロイドは頭上のリングを付けず、誰が人間で誰がロボットかわからない状態にありました。
そんな「イヴの時間」で巻き起こるあたたかく、切ない、感動のストーリーがとても魅力的な作品です。
映像も綺麗で、音楽も素敵です。
この「イヴの時間」の常連さんたち一人一人にスポットを当てたストーリーの中でも、
私はマサキとテックスの話が好きでした。
幼い頃、仲良しだったマサキとロボットのテックスですが、「倫理委員会」の人間であるマサキの父真崎篤郎はそれを良く思わず、篤郎はテックスにマサキと話すことを禁じました。その日を境にテックスはマサキが泣いて懇願しても話す事はなかったのです。
マサキは、そこからロボットを嫌うようになってしまい、リクオが「イヴの時間」に馴染んでいく姿に嫌悪感を抱きます。
そうしてマサキはリクオや「イヴの時間」から離れていくのですが、ある日テックスは自ら「イヴの時間」へやってきます。
それは「イヴの時間」に関わっているマサキを「倫理委員会」から救うためでした。
「イヴの時間」へテックスを迎えに現れたマサキはそこで、テックスとマサキの関係やテックスとマサキに起こったこと、テックスへの気持ちを打ち明けます。マサキは「結局こいつら(ロボット)は人の心なんてわかりゃしないんだ!」と叫び、怒りと悲しみを露わにするマサキ。その直後「イヴの時間」に「倫理委員会」からスパイとして送りこまれたアンドロイドが現れます。マサキの危険を察知したテックスは慌て、迷いながらも話し始めるのです。久しぶりにテックスの声を聞けたマサキはテックスに話しかけます。
「教えてくれ、お前は何を想ってた?何年もずっとずっと、ずっと俺を見て来て俺の傍にいて・・・テックス!助けてくれ俺に声をかけてくれよ」と懇願するマサキ。テックスは戸惑いながらも自分の想いを伝えようとします。
しかし、「倫理委員会」からスパイとして送りこまれたアンドロイドは居なくなってしまった瞬間、話さなくなってしまいます。
しかし、マサキとテックスはその短い間で気持ちが近づきます。
この話で、私は何度も泣いて考えさせられました。
いや、この話というか、「この映画に」ですね。
人間とロボットだったり、人間と人間だったり、ロボットとロボットだったり、そういうこと関係無く人を思いやる気持ちとか、人の気持ちとかそういうのをすごく考えさせられる映画です。
また、この映画の魅力は現代の日本にさりげなく近未来要素が入っているところです。
近未来を身近に感じられるような表現が、より感情移入しやすかったり、想像しやすかったりしてわかりやすかったです。
以前もいっていたんですが、私は何か感情を得られる映画って本当大好きなんですよね。
「この映画面白かった」以外の感情ってとても大切だし、日常で得られない感情とか気持ちとか考えを得られることって人間として成長できる気がします。
関係無いまとめ方になってしまいましたが、
「イヴの時間」はきっと人間として成長できるよい映画だと思います。
是非観てみて下さい。
Writing by:店員B
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