『銀魂2』実写、アニメ問わずゴールデンで放送するべき!

銀魂2を見に行った。
休日ということもあり、カップルで見に来てるというより、親子連れが多かった。銀魂をカップルで見に行くなんて共通の趣味と言えるだろう。子連れの中年女性もいた。普通に考えたら教育上に悪いストーリーである。それでも銀魂を見に行く理由は、主人公・坂田銀時を演じる小栗旬などのイケメン達を見たいがために子供をダシにしてと筆者は考えている。

銀魂2のネタバレはしないが、侍である坂田銀時が刀を捨て木刀を持ち歩き、武士としてではなく万屋として生きているが、映画の中では侍としての魂を捨てずに生きていることが明らかとなる。原作、アニメ、実写どれも言えることであるが、ギャグだけでなく坂田銀時の武士としての生き様を感じた。また、文部科学省が絶対に子供に見せたくない番組としてあげそうな銀魂だが、お母さんと子供が一緒になって笑っている姿を見て、筆者は嬉しい気持ちになってしまった。
やっぱり日本人はギャグに飢えているとも思ってしまいギャグを否定する文部科学省に対して・・・(これ以上書き込めば警告が来るかもしれないので勝手に想像するなり好きにしてほしい!!)

イケメンが出演しているということは置いておいて、本当に見せたくない映像作品だったら子供を連れてまで、暑苦しい中、見に行くことはないだろう。銀魂は、それだけストーリー性が面白く今の日本にはギャグが不足していると筆者は捉えた。

前作の銀魂と今作の銀魂2を比較すると誰かに認められたい欲求が強い真選組の伊東鴨太郎(三浦春馬)が、とんでもないことを起こし、坂田銀時達を巻き込んでいく。
原作では伊東鴨太郎は勉学、剣術に励みが兄が病弱のため、親に構ってもらえることがない過去を持っている。この時代の設定なら次男というポジションで生まれたら尚更であるが、伊東鴨太郎の母は、鴨太郎が兄のいい部分を全部持って生まれたと悪魔のような発言を鴨太郎をそれを耳にし、アブナイ思想になってしまった。

ただ、誰かに認めてもらいたいだけだっただけでアブナイ思想に走ることは珍しくない。筆者は長男であるが、父親が次男であるため、父方の親戚から相手にされることはなく馬鹿になれて育った。親戚達と家が近所だっため、会うたびに説教されたり苦痛で仕方なく、父の兄の子(従兄弟)よりもいい高校に行けば、認めてもらえると思い苦手な理系科目を頭に詰め込み進学校に入学することが出来たが、それでも褒めてもらえることがなく大学に入学しても褒めてもらえることがなかった。しかし、母方の親戚は素直に喜んび認めてくれたので、伊東鴨太郎のように歪んだ思想になることはなかったが、もしあの時に母方の親戚が見方になってくれなければ、伊東鴨太郎以上に歪んだ思想になっていたかもしれない。今もトラウマになっているので自分に自信がない。だが、最終的に自由に生きて何が悪いという結論になってしまい、刑事事件を起こさず人様に迷惑を掛けない範囲で生きてたらいいと思い込んでしまった。


今作では徳川将軍をキャバクラで接客するシーンがあった。偉いさんをホステスがいる店で接待することは珍しいことではないが、どう見ても笑えるシーンだったため、これは今の地上波で放送することは出来ないレベルにまで達しており、ブログを通してどんな内容書くことも危うい内容でもある。だが、本当に笑えるシーンであるため、是非など問わずちゃんと金銭を支払って見てほしいと筆者は思っている。
東京オリンピックが近くなっているのにも関わらず、銀魂2を劇場公開したしてくれた福田雄一監督をはじめとする「銀魂2」製作委員会に敬意を評し、これからも面白いものは面白いと日本に広めてもらいたい。


地上波の銀魂はアニメは深夜放送である。筆者が子供の頃、アニメはゴールデンの時間、どのテレビ局も放送していた。日曜日はちびまる子ちゃん、サザエさん、こち亀、ハウス食品の名作劇場を見てからダウンタウンのごっつええ感じを見て入浴をして就寝という感じであった。土曜日は、夕方5時からアニメが始まり夜8時からは志村けんのコント番組を観て寝るという感じであったが、今のアニメはギャグがあると深夜に放送という暗黙の了解みたいになっている気がする。(ゴールデンにアニメを放送しないのは少子高齢化が原因かもしれない)

こち亀なんて海パン刑事が出たらモザイクが入るし、月光刑事が出たらアブナイ趣味のおじさんにしか見えなかったが、今の時代ならあの放送は深夜枠だろう。制作会社は視聴者のクレームにビビッているだけで、ゴールデン枠での勝負から逃げているだけにしか思えないバラエティに関しても同じことで、ちょっとしたことで、視聴者からクレームが届き、それが原因で地上波で出来ることが少なくなってしまいアメーバTVなどに面白い映像が流れている。
テレビが若者を取り戻すことは難しいかもしれないが、銀魂を地上波の実写ドラマ、ゴールデン枠でアニメ放送をしたらリスクはあるがリターンも必ずあるだろう。


Writing by:店員A

コメント

  1. 今のテレビは昔に比べて規制が厳しいですよね。例えばですけど、平成の最初の方のクレヨンしんちゃんを見ていた私が今のクレヨンしんちゃんをみるととても違和感を感じます。ぶりぶりザエモンやぞうさんがだめになったクレヨンしんちゃんなんて!!みさえを母ちゃんと呼ぶようになったクレヨンしんちゃんなんて!!と思いました。銀魂は下ネタが多い番組ですが、下ネタだけじゃないし、いろんなことを学ばせてくれる作品です!><それはクレヨンしんちゃんもそうですし、規制が厳しすぎて良い作品がどんどん埋もれていったり、変わっていくのはとても悲しいし寂しいことですね・・・。銀魂が夕方に放送されていたあの頃に戻りたいです。そして、実写版銀魂第三弾も是非やってほしいですね!!

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