『ラットレース』ルールは1つ!ルール無し!!

ミスター・ビーン以外のローワン・アトキンソンの作品について
全く知らなかったですが
Rat Raceという作品を知ってとても興味を持ったので
観てみることに!
ミスター・ビーンではないローワン・アトキンソンなので
二枚目な役かもしれないと楽しみでしたが・・・笑

Rat Raceの意味は
働いても、働いても、一向に資産が貯まらない様子が、
回し車の中で
クルクル回っている
ネズミに似ていることから定義されています。
対義語は、「ファーストトラック」という言葉があって足踏みしているラット達を尻目に、横の高速道路を早いスピードで疾走している様子が、
資産が資産を生み続ける様子と似ていることからもあります。


ラスベガスのホテルの豪華会議室に8人の男女が通されます。
そこに集まったのは、
最近大変なヘマをやらかしたNFLの元審判のオーウェン、
能天気なイタリア人観光客のエンリコ・ポリーニ
その日再会を果たしたばかりの親子ベラとメリル、
家族旅行を名目にギャンブル目当てで
ラスベガスへやって来たランディ、
ホテル内で詐欺を働こうとする
間抜けな兄弟のドゥエインとブレイン、
そして友人の婚前パーティーへやって来た
皮肉屋の若弁護士ニックという
全然タイプが違う組み合わせです。

この8人を呼んだのはギャンブルが趣味な億万長者ドナルド・シンクレア・・・

ん?億万長者で名前がドナルドだと!?(笑)

本当にもう・・・いえ、何でもないです・・・


ニューメキシコ州にあるシルバーシティーがゴールでレースをしてもらいたいというドナルド・・・
賞金200万ドルでルールがないのがルールとのことでルールは1つ、ルール無し!?

それなら交通ルールなどのトラブルで警察に逮捕されたとしてもドナルドが責任をとってくれることになります。しかし、ドナルドはそのことに関して何も言いませんでした。いい加減な大富豪としか思えない!笑

エンリコ・ポリーニ(ローワン・アトキンソン)だけは「レースだ。レースだ。」と無邪気に喜んでいてとても楽しそうですが、他の7人は馬鹿馬鹿しいという感じだったのですが
200万ドルという大金に目がくらんで結局ゴールとされるニューメキシコ州にあるシルバーシティーを目指し過酷なレースに参加します。


ラットレースのローワン・アトキンソンを観て思ったのは
動作がミスター・ビーンとキャラクターが同じ!笑
ミスター・ビーンがエンリコ・ポリーニとう
キャラクターになっただけだと思ってしまいました。
ローワン・アトキンソンがコミカルなキャラクターを
演じたらミスター・ビーンと似たようになるのかと
疑問に思いましたけど、今後も彼の作品を観て
色々、調査したい気持ちでいっぱいです!笑

レースのスタートからいきなり
エンリコ・ポリーニは立ったまま寝てしまいます。
実は、ナルコレプシーを患って
突発的に立って寝る癖がある設定のキャラクターで、これもミスター・ビーンらしい感じがします。
ナルコレプシーとは、睡眠障害で日中において場所や状況を選ばず起こる強い眠気の発作を主な症状のことです。
ナルコレプシーだと患者本人が気付く場合が少なく専門医も少ないため、とても厄介な睡眠障害とされています。

このような睡眠障害を持ったエンリコ・ポリーニに大金を掛けた成金もいますが、レースは始まっているのでキャンセルは出来ません。
他の7人は、タクシー、バス、マイカー、盗難車などで必死にニューメキシコ州シルバーシティーを目指している時、エンリコ・ポリーニはようやく目が覚めて移植手術で使う臓器を囲んでいるレスキュー隊員のザックの救急車に跳ねてしまったのですが、エリコンは無事でザックがニューメキシコ州まで乗せてくれることになりました。
後々、移植臓器のせいでトラブルに巻き込まれて大変な目に合うエリコンでした。


他のメンバーも
現実では有り得ないトラブルに遭遇しますが
コメディ映画なので爆笑するシーンが多く
ミスター・ビーン以外の
ローワン・アトキンソンの作品を観たいと思う方には
ラットレースはお勧め出来る作品だと思います。
また、エンディングも豪華になっていて
レースに参加した8人は
お金では買えない喜びを得ることが出来て
大富豪のドナルドに関してどうなったかは
この作品を観て楽しんでくれると幸いです。

Writing By:店員A

コメント