『グレイテスト・ショーマン』 承認欲求が消えません


グレイテスト・ショーマンを見ろと言われたので目にすることにしました。ニューヨークで細々と生活しているバーナムですが、人に認められたいという承認欲求が凄く非難されることも劇中にあった。自分に当てはまるポイントがいくつもあった。

人に認められたい、人に好かれたいという欲求が強い。正直、しんどいのだよ!
そのためにはどう努力をしたらいいのか分からない。コミュケーション向上の本を読んだりもしたけど、既に実行したことが書いてたりで金をドブに捨てたのと同じ。

グレイテスト・ショーマンを見ていると承認欲求は底なし沼のようで、恐ろしいものだと感じた。だから、考え方を違う方向に向けるとか、そういうことをしたらマシになるんじゃないかと思えた。

承認欲求のメリット

・モチベーションが上がる
これは誰でもそうでしょう。自分の場合だと褒めて貰えると頑張ろうと思うので、どうしたらいいか考えて行動に出ます。逆に馬鹿にされた言い方をされたらやる気を失います。以前、ポルポトについて書き込んだことがありますが、彼の場合も承認欲求の塊です。学歴コンプレックスから極端な思想になってしまったのですから。自分も学歴コンプレックスがあります。三流大学卒で、高校は相対評価の5段階でオール3になれば受かる高校でした。要領が悪いせいか大人になってから学習障害があるかもしれないと考えるようになり、相談したことがありました。
「学習障害があったとしたら相対評価でオール3の高校なんか行けないし、三流大学に入れてたとしても卒業するのは無理」だとカウンセラーに言われたことを思い出しました。今になって、学習障害で悩んでいる人に対して本当に失礼だと思わされたし、自分より苦しんでる人はいっぱいいるのだから日本政府は高学歴エリートだけでなく、そういう人も育てることをしたら、もっと発展して景気回復に繋がる気がした。

・何かに打ち込むことが出来る
仕事や勉強、趣味などに打ち込んで夢中になれます。それはいいことですが、いき過ぎてしまうとそのことで誰かに認められたいという気持ちが強くなってしまい思考回路がややこしくなってしまいます。いい結果が出たらそれはいいのですが、悪い結果が出ると「誰からも認めてもらない」と遠まわしに思うようになり、自分で自分を追い込んでストレスになってしまいます。承認欲求と上手く付き合わないと崩壊しそうです。


承認欲求のデメリット

・そのことだけに執着してしまう
自分は「根性」という言葉が大嫌いです。でも、それは反社会的な人の根性論で、喧嘩を肯定するような人が言う根性のことだったのです。落ち着いて考えてみると、自分はそういう人からも認められたのではないかという結論になりゾっとしました。好きなことや業務で根性を見せろと言われたら「やってやる」と前向きになりますが、ただ根性がないとか連呼されたりすると根性という言葉が受付けなくなるのです。

・自己否定が強くなる
誰かに認められたいという気持ちが強ければ強いほど、褒めてもらえなくなると自己否定が強くなります。上記で書き込んだように自分の環境に根性がないなどと連呼している人がいるとします。それは自分のことだと思うようになってしまい寝る前と起きた後は憂鬱になってしまいます。まず、根性がない奴が多いとか言ってる人を観察してというのは精神的に辛くなるケースがあるので、深入りしない、根性がない奴が多いとか言わせないようにするのがいいでしょう!それが出来たら自分を褒めて上げて下さい。


全員が認めてくれるなんて無理!

十人十色という言葉があるように人それぞれ考えが違います。
うどんよりそばが好きの人もいたり、海外旅行より国内温泉旅行が好きな人もいると同じようなのです。また、今までの日本政府の政治に対して、国民全員が賛成派であるケースはありません。だから、全員に認めて貰えるようにという考えは自分を追い込んでストレスの原因になるので、自分は自分と割り切るしかないと悟った。


終わりに

承認欲求が原因で苦しんでいる人がいれば、グレイテスト・ショーマンを見て下さい。生きてたら誰かに認めてほしいと思うのは当然ですが、全員に認めて貰えることは不可能です。結果はどうあれ、自分が本気で頑張れることがあるなら根性入れてやると思えばいいし、ダメだったらその時はその時で方法考えたらいい。人に認めて貰わなくても逮捕されるとか処刑されるとかじゃないんだし!
何か自分で自分に言い聞かせてるみたいだなぁ・・・

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