「映画クレヨンしんちゃん 新婚旅行ハリケーン 失われたひろし」が、現在絶賛公開中です。アベマTVでは「嵐を呼ぶ モーレツ!オトナ帝国の逆襲」が放送されています。「新婚旅行ハリケーン
失われたひろし」は27作目のクレヨンしんちゃんの映画作品。「嵐を呼ぶ
モーレツ!オトナ帝国の逆襲」は21世紀最初の映画作品です。
「嵐を呼ぶ モーレツ!オトナ帝国の逆襲」は21世紀を20世紀に戻すために大人たちを懐かしい匂いでマインドコントロールして高度経済成長期の頃のような活気ある時代にするような感じです。平成から令和となりましたが、僕はいくつか思うことがあります。物が溢れ過ぎている、詐欺師が増えている、心の淋しい人が増えているなど・・・
高度経済成長期の日本に生まれていたら、高校進学時に違う地域の高校に進学して過去をリセットすることは簡単には出来ません。トップクラスの大学進学を目指す人は別にして、特にいじめを受けていた人、地元愛というものに縛られるのが嫌な人は違う地域の高校に進学して人生をリセットすることは、今では可能ですが、昭和の時代だったら無理だと母から聞いた。
昭和から平成になった時、僕は幼稚園児だったので、実感なんて全くなったが、平成から令和になってから「新しい時代がスタートする」という実感が少しはあった。クレヨンしんちゃんも平成から令和を駆け抜けた作品で、今でも子供たちに人気がある。平成時代なんて「子供に見せたくない番組」としてトップになるほどの作品が、映画27作品も公開されて毎週金曜日になると子供たちが目にする。俺が子供の頃、クレヨンしんちゃんという番組は月曜のゴールデンの時間に放送されていて、いつの間にか金曜日になった。
上記で高度経済成長期の日本では、人生をリセットすることが難しいと書き込んだが、我が子を大学に進学させるために無理して、私立の進学校に入学させて無理している親もいたが、活気溢れる時代だったと聞く。時代が進むにつれて活気が消えているのではないか?そう思うのは僕だけだろうか?
大学時代、繁華街を歩くと飲み屋の客引きから居酒屋の呼び込みも多く平日でも街は賑わっていたが、近年から繁華街を歩くとそのような呼び込みもなく店員たちがやる気無さそうな顔をして割引券を配っているだけ。
もっと平成を振りかえると小学生時代は、学校から帰ると公園でラジコンをして遊んだり、ゲームをして遊んで日が暮れる家に帰るというコース。今は公園を見ると子供が遊んでいる姿が少なくリトルリーグが使っているようにしか見えない。
少子化の影響だからそうなったのだろう。
高度経済成長期の日本を生き抜いた人は、あの頃は何もなかったけど活気はあったと言うが、僕も活気を感じられない。大学時代に繁華街を歩いていた時は、平日でも活気があったと思うのだから高度経済成長期、バブルの頃の日本はもっと活気に溢れていて、人々は未来に希望を持っていたのだろう。「嵐を呼ぶ
モーレツ!オトナ帝国の逆襲」でも似たようなことを言っていた。21世紀、令和に希望を持っている日本人は何人いるのだろうか?
教育評論家で法政大学教授の尾木直樹氏(尾木ママ)は、現代の10代を「悟り世代」だと言っていた。ゆとり教育で育った子供たちを「ゆとり世代だから○○だ」と決めつけていたが、悟り世代と言われる子供たちが社会に出たらどう評されるのだろうか?因みに、悟り世代とは物欲も性欲もないとのことで、美人を見ても「あっ、そう。」で終わってしまう男。イケメンを見ても「ふ~ん」で終わってしまう女。それ以外にも、車に興味を持つどころか運転免許にも興味を持つことがなくなった若者が増えたとのこと。維持費がかかるというが大きな理由で、悟り世代の異性に関しての価値観がどんなものか尾木ママの口から聞いて驚いてしまったのだから高度経済成長期に活躍人、バブルの頃はバリバリ稼いでいた人が、悟り世代の価値観を知ったらどう思うことやら・・・モーレツに生きた人が、悟り世代を目にしたら感情なんてないんじゃなきかって思うほどだった!
ゴールデンウィーク中、アベメTVでは連日のように映画クレヨンしんちゃんが放送されていたけど、父親の威厳がなくなったのも平成に入ってからだよね。父親の威厳をテーマにした作品も放送されていたけど、ゴールデンウィーク前にネットニュースで30代後半の専業主婦が亭主のことをATMとしか思ってない的なことを書いてある記事を目にして、それに比例するかのように離婚に怯えながら生活している既婚者男性が増えていた。非正規ブログを運営する高木幸太さんは、30代後半の独身男性は異常者と世間から思われる的なことを述べていたが、女房が旦那のことをATMとか言っている方が異常者なんじゃないかなと個人的には思う。
現代の30代後半男性は、神戸連続殺人事件の元少年A、秋葉原通り魔事件の加藤死刑囚、西部バスジャック事件のネオむぎ茶などが、インパクトあることをしてくれたので、マスコミが現代の30代後半男性は異常者が多いというイメージを定着させてしまったようなものだ。しかし、現代の30代後半でも若くから活躍している人もいる。宇多田ヒカル、倉木麻衣、倖田來未、大塚愛、綾野剛、山田孝之など。他のも芸能界以外で活躍する30代後半の人はいますが、その世代だから刑事事件で逮捕、起訴されるという理由は間違いです。もし、30代後半の人が大きな刑事事件を起こしたとしたらマスコミは、また元少年Aと同じ世代と話題にして話を大きくし、現代の30代後半の人々の印象を悪くする報道をすることでしょう。そうなった場合、30代後半の人のイメージが一時的に悪くなり、求職中の人は不利になります。それどころか、結婚をするために相手の両親に挨拶に行った時に、悪い印象を持つ高齢者も現れてしまうこともあり得ます。
終わりに
クレヨンしんちゃんの主人公・野原しんのすけの父親・野原ひろしは35歳。
正規雇用でボーナスもあり、持ち家、妻子持ちなので、現代では勝ち組みに属されます。理想とする30代男性のモデルと言えるでしょう。理想の父親ランキング1位でもあり、月収は30万円前後!素晴らしい!
正規雇用でボーナスもあり、持ち家、妻子持ちなので、現代では勝ち組みに属されます。理想とする30代男性のモデルと言えるでしょう。理想の父親ランキング1位でもあり、月収は30万円前後!素晴らしい!
Writing by:店員A
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