こんにちは、店員Bです(*^_^*)
今回はコリン・ファースの代表作でもある「英国王のスピーチ」について書かせていただきます。
この作品は、第83回アカデミー賞では作品賞、監督賞、主演男優賞、脚本賞などを始め、63個もの映画賞を受賞しており、実話を元に描かれた映画でした。
私はそんなことも知らず、コリンが主演を務めているからという理由でこの作品を観ました。
出演者も大モノが多く、イギリス王ジョージ6世ヨーク公アルバート王【CV:堀内賢雄】役はコリン・ファース。
エリザベス妃【CV: 佐々木優子】役に、映画監督ティム・バートンの妻であり、女優のヘレナ・ボナム=カーター、ライオネル・ローグ【CV: 壤晴彦】役にパイレーツオブカリビアンでバルボッサ役を務めたジェフリー・ラッシュと実力派ばかりでした。
また、実話ということもあり、
大きな話題を呼んだのかもしれません。
実話というと、結構終わりが中途半端だったりして期待と違った。
などが多いのですが、これはとてもまとまった話でよかったです。
私はこの映画でのコリンの演技に驚きました\(◎o◎)/
吃音症という病に苦しむヨーク公。
吃音で話す演技はとてもリアリティがありました。
また、吹き替え声優の堀内賢雄さんも、
素晴らしい演技をされていました。
私もヨーク公までは行きませんが、吃音気味だった時期があり、小学校中学校と、音読することに苦しんだ時期がありましたので、気持ちは少しわかりました。
恥ずかしいんです。
自分がみんなのようにうまく読めない、人が簡単に出来ることが自分にはできない、どもってしまう。
たった一文読むだけでも難しい。
出来る人には「なんでできないの?」と言われますが、私はわかりませんでした。
ヨーク公も父親に「読むだけのことをなぜできない!?」と怒られていてそれを見てとても胸が痛みました。
だって私は、教室のたった30人程度の前でさえ吃音で話せない事が恥ずかしくて辛かったのに、
ヨーク公は何千人、何万人に向けて話をしなくてはならない。
いったいどんな気持ちなんだろう。
想像もできないです。
また、ライオネルがヨーク公に会う前、エリザベスから
「旦那は吃音に悩んでいるが、仕事上人前で話さなければならないのです」と言われ、
「職業を変えてはいかがでしょう?」とライオネルに言われるが、それができない。
普通の人であれば、様々な職を転々とし、自分に合った職や自分のやりたい職に就けるのに、それができないヨーク公。
そう考えると、王族に生まれるというのは不自由なことがたくさんあるんだな。と思いました。
逃げ場がないとはなんとツライ事なんだろうと胸が痛みました。
この映画の見どころは、ライオネルとヨーク公の間に芽生える王家と平民という壁を越えた友情。
実話と聞いているからこそ、余計に素晴らしいとおもいました。
ヨーク公の父が死んだ日に、ヨーク公が治療ではなく、話をしにライオネルの元を訪れるシーン。
父が亡くなったことの悲しみや即位した兄について語っていました。
そのシーンで、ヨーク公は自分の過去についても王族特有の思い出を語っていました。
それは胸が痛くなるような思い出ばかりで、ライオネルも聞いていて悲しい顔をしていました。
ここでヨーク公がライオネルにどれだけ心を開いているのかということがわかりました。
また、私はこの映画で一番魅力的な人物は妻のエリザベスだと思いました。治療にも常に付き添い、「大丈夫よ」と夫のヨーク公を支える姿は女性として、人間としてとても立派で優しい方だと感じ、兄が王を辞退し、ヨーク公が王ジョージ6世になった際もジョージを支え、励ましていたシーンは何度観ても感動します。ヨーク公は吃音を恥じており、そんな自分を嫌っているのに、それを「素敵だ」と言ってくれるエリザベス。
そんなエリザベスにとても憧れました。
ヘレナ・ボナム=カーターって結構悪役でぶっ飛んだ役が多いですが、こういった役も違和感なくできることがすごいなーと尊敬しました。
この感動の実話を様々な人に観ていただきたいです。
努力して努力して、周りから支えられ、支えてくれる人の温かさを感じ怖い物にも立ち向かっていく勇気を与えてくれる。
きっと何かを得るものがある映画です。
Writing by:店員B
今回はコリン・ファースの代表作でもある「英国王のスピーチ」について書かせていただきます。
この作品は、第83回アカデミー賞では作品賞、監督賞、主演男優賞、脚本賞などを始め、63個もの映画賞を受賞しており、実話を元に描かれた映画でした。
私はそんなことも知らず、コリンが主演を務めているからという理由でこの作品を観ました。
出演者も大モノが多く、イギリス王ジョージ6世ヨーク公アルバート王【CV:堀内賢雄】役はコリン・ファース。
エリザベス妃【CV: 佐々木優子】役に、映画監督ティム・バートンの妻であり、女優のヘレナ・ボナム=カーター、ライオネル・ローグ【CV: 壤晴彦】役にパイレーツオブカリビアンでバルボッサ役を務めたジェフリー・ラッシュと実力派ばかりでした。
また、実話ということもあり、
大きな話題を呼んだのかもしれません。
実話というと、結構終わりが中途半端だったりして期待と違った。
などが多いのですが、これはとてもまとまった話でよかったです。
私はこの映画でのコリンの演技に驚きました\(◎o◎)/
吃音症という病に苦しむヨーク公。
吃音で話す演技はとてもリアリティがありました。
また、吹き替え声優の堀内賢雄さんも、
素晴らしい演技をされていました。
私もヨーク公までは行きませんが、吃音気味だった時期があり、小学校中学校と、音読することに苦しんだ時期がありましたので、気持ちは少しわかりました。
恥ずかしいんです。
自分がみんなのようにうまく読めない、人が簡単に出来ることが自分にはできない、どもってしまう。
たった一文読むだけでも難しい。
出来る人には「なんでできないの?」と言われますが、私はわかりませんでした。
ヨーク公も父親に「読むだけのことをなぜできない!?」と怒られていてそれを見てとても胸が痛みました。
だって私は、教室のたった30人程度の前でさえ吃音で話せない事が恥ずかしくて辛かったのに、
ヨーク公は何千人、何万人に向けて話をしなくてはならない。
いったいどんな気持ちなんだろう。
想像もできないです。
また、ライオネルがヨーク公に会う前、エリザベスから
「旦那は吃音に悩んでいるが、仕事上人前で話さなければならないのです」と言われ、
「職業を変えてはいかがでしょう?」とライオネルに言われるが、それができない。
普通の人であれば、様々な職を転々とし、自分に合った職や自分のやりたい職に就けるのに、それができないヨーク公。
そう考えると、王族に生まれるというのは不自由なことがたくさんあるんだな。と思いました。
逃げ場がないとはなんとツライ事なんだろうと胸が痛みました。
この映画の見どころは、ライオネルとヨーク公の間に芽生える王家と平民という壁を越えた友情。
実話と聞いているからこそ、余計に素晴らしいとおもいました。
ヨーク公の父が死んだ日に、ヨーク公が治療ではなく、話をしにライオネルの元を訪れるシーン。
父が亡くなったことの悲しみや即位した兄について語っていました。
そのシーンで、ヨーク公は自分の過去についても王族特有の思い出を語っていました。
それは胸が痛くなるような思い出ばかりで、ライオネルも聞いていて悲しい顔をしていました。
ここでヨーク公がライオネルにどれだけ心を開いているのかということがわかりました。
また、私はこの映画で一番魅力的な人物は妻のエリザベスだと思いました。治療にも常に付き添い、「大丈夫よ」と夫のヨーク公を支える姿は女性として、人間としてとても立派で優しい方だと感じ、兄が王を辞退し、ヨーク公が王ジョージ6世になった際もジョージを支え、励ましていたシーンは何度観ても感動します。ヨーク公は吃音を恥じており、そんな自分を嫌っているのに、それを「素敵だ」と言ってくれるエリザベス。
そんなエリザベスにとても憧れました。
ヘレナ・ボナム=カーターって結構悪役でぶっ飛んだ役が多いですが、こういった役も違和感なくできることがすごいなーと尊敬しました。
この感動の実話を様々な人に観ていただきたいです。
努力して努力して、周りから支えられ、支えてくれる人の温かさを感じ怖い物にも立ち向かっていく勇気を与えてくれる。
きっと何かを得るものがある映画です。
Writing by:店員B
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