ソラニンに登場するギターはフェンダージャパンのムスタング。
オルタナティブロック、グランジが好きな人、ニルバーナが好きな人は、このギターを見てすぐにカート・コバーンだと気付くと思います。
2005年から2006年の間、
ソラニンは週刊ヤングサンデーに連載され2010年に映画化された作品です。
井上芽衣子(宮崎あおい)と種田成男(高良健吾)の小さな恋模様、大学卒業後の社会人生活に悩む人間模様を描いたいストーリーの中に種田が、ビリー(桐谷健太)と加藤賢一(近藤洋一:サンボマスター)とスタジオでバンド活動を行う場面があります。
この練習場面で種田がもっとゴリゴリとした激しい曲をやりたいと言い出しディストーションが強烈に響きムスタングの低出力と中和されているように聞こえて心地良いバンドサウンドです。
ムスタングはカート・コバーンと同じタイプの物。
(リアはハムにせずシングルのまま)
種田と芽衣子が交際する前の回想シーンで、種田はフェンダーのギターケースと
エフェクターボードを持ちニルバーナのTシャツを着ていました。
突然、種田が交通事故で亡くなり芽衣子が種田のバンド仲間を誘い種田のムスタングとエフェクターを持ってスタジオに入る場面は、種田の意思を継ぐようにも見えます。
練習後、リズム隊の二人が芽衣子のアンプ、エフェクターのセッティングが種田のセッティングに似ていると驚く。
そういえば、ギターがムスタングでアンプはフェンダーのツインリバーブという
組み合わせは本当にカート・コバーンが好きなんだなと思わされる感じがします。でも、いきなりセッティングして出た音が種田のような音だったらリズム隊達の方が驚きますし
芽衣子が種田に取り憑かれているのではないかと心配するかもしれません・・・。
スタジオに入る前、ビリー(桐谷健太)と加藤賢一(近藤洋一)は
芽衣子に自分たちが求めてるギタリストのレベルは高い方が言いますが、芽衣子は判っていることを言うなという
感じで一生懸命、練習に励み色々な音が出せるようにもなったと思いますし
宮崎あおい本人も追いつくのに大変だったかもしれません。
バンドを主体とした映画で
宮崎あおいが出演している作品は
NANA、少年メリケンサックだけしか知りません。
NANAでは呑気で天真爛漫で恋に恋をしている
今時の感じの人間のハチ子役。
少年メリケンサックでは、
レコード会社の契約社員で
中年パンクバンドのマネージャーとして
ツアーに同行し、トラブルなどに
振り回され中年男達の後始末に大変な
思いをするかんな役。
この2つの作品で宮崎あおいは
客席で関わっているバンドを応援するという
役柄ですが、ソラニンの場合は、宮崎あおい本人が、ステージの上で演奏を披露するポジションなので、上記の2作品を観てからソラニンを観るというのも面白いと思います。
演奏している曲はニルバーナみたいなグランジ寄りではありません。
しかし、クリアでナチュラルなコード音を
太いリズム隊がしっかりとサポートしている
ようにも感じます。
劇中のラストでムスタングを抱きかかえソラニンを歌う芽衣子の姿に
Aadd9を押さえる場面があります。
バンドを主体とした漫画を映画化した作品は、NANAだけというイメージが現在の日本人にはあるかもしれませんが、それ以外にもバンドを主体とした漫画を映画化された作品は多々あるので興味があれば探してみるのも良いでしょう。
Writing by:店員A
オルタナティブロック、グランジが好きな人、ニルバーナが好きな人は、このギターを見てすぐにカート・コバーンだと気付くと思います。
2005年から2006年の間、
ソラニンは週刊ヤングサンデーに連載され2010年に映画化された作品です。
井上芽衣子(宮崎あおい)と種田成男(高良健吾)の小さな恋模様、大学卒業後の社会人生活に悩む人間模様を描いたいストーリーの中に種田が、ビリー(桐谷健太)と加藤賢一(近藤洋一:サンボマスター)とスタジオでバンド活動を行う場面があります。
この練習場面で種田がもっとゴリゴリとした激しい曲をやりたいと言い出しディストーションが強烈に響きムスタングの低出力と中和されているように聞こえて心地良いバンドサウンドです。
ムスタングはカート・コバーンと同じタイプの物。
(リアはハムにせずシングルのまま)
種田と芽衣子が交際する前の回想シーンで、種田はフェンダーのギターケースと
エフェクターボードを持ちニルバーナのTシャツを着ていました。
突然、種田が交通事故で亡くなり芽衣子が種田のバンド仲間を誘い種田のムスタングとエフェクターを持ってスタジオに入る場面は、種田の意思を継ぐようにも見えます。
練習後、リズム隊の二人が芽衣子のアンプ、エフェクターのセッティングが種田のセッティングに似ていると驚く。
そういえば、ギターがムスタングでアンプはフェンダーのツインリバーブという
組み合わせは本当にカート・コバーンが好きなんだなと思わされる感じがします。でも、いきなりセッティングして出た音が種田のような音だったらリズム隊達の方が驚きますし
芽衣子が種田に取り憑かれているのではないかと心配するかもしれません・・・。
スタジオに入る前、ビリー(桐谷健太)と加藤賢一(近藤洋一)は
芽衣子に自分たちが求めてるギタリストのレベルは高い方が言いますが、芽衣子は判っていることを言うなという
感じで一生懸命、練習に励み色々な音が出せるようにもなったと思いますし
宮崎あおい本人も追いつくのに大変だったかもしれません。
バンドを主体とした映画で
宮崎あおいが出演している作品は
NANA、少年メリケンサックだけしか知りません。
NANAでは呑気で天真爛漫で恋に恋をしている
今時の感じの人間のハチ子役。
少年メリケンサックでは、
レコード会社の契約社員で
中年パンクバンドのマネージャーとして
ツアーに同行し、トラブルなどに
振り回され中年男達の後始末に大変な
思いをするかんな役。
この2つの作品で宮崎あおいは
客席で関わっているバンドを応援するという
役柄ですが、ソラニンの場合は、宮崎あおい本人が、ステージの上で演奏を披露するポジションなので、上記の2作品を観てからソラニンを観るというのも面白いと思います。
演奏している曲はニルバーナみたいなグランジ寄りではありません。
しかし、クリアでナチュラルなコード音を
太いリズム隊がしっかりとサポートしている
ようにも感じます。
劇中のラストでムスタングを抱きかかえソラニンを歌う芽衣子の姿に
Aadd9を押さえる場面があります。
バンドを主体とした漫画を映画化した作品は、NANAだけというイメージが現在の日本人にはあるかもしれませんが、それ以外にもバンドを主体とした漫画を映画化された作品は多々あるので興味があれば探してみるのも良いでしょう。
Writing by:店員A
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